階段を降りる時の膝の痛みの原因

症例49 奈良県生駒郡三郷町在住 50代女性

階段を降りる時の膝の痛みの症状

以前に手根管症候群で来られていて数年ぶりに来院された方です。
お話をお聞きすると整形外科で変形性膝関節症と診断され、リハビリを受けるものの改善しないということでした。
歩行時は膝の重さはあるものの、それほど問題なく、階段を降りる時に右膝が痛む状態でした。

階段を降りる時の膝の痛みの整体

「初回の整体」
初検時、右膝を確認すると膝関節の屈伸制限があり、ベッドに寝てもらうと右膝が伸びていなく、膝裏が浮いてる状態で膝関節の隙間が狭くなっていることを確認しました。
病院で変形性膝関節症と診断されたということでしたが、診たところまだ初期から中期の変形であったので、かなり改善できることを患者様にお伝えしました。
施術はまずはじめに足首の歪みを整え、骨盤、股関節、膝関節の歪みを整え、最後に下肢の筋膜リリースを行い、歩行してもらうと膝の重さが改善されていましたので、自宅でのセルフケアと生活習慣の注意点を伝え、この日の整体を終了しました。
「二回目の整体」
この回も初回と同じ施術を行いました。
足首の歪みがかなり良くなっていることを確認しました。
「四回目の整体」
骨盤から足首まで下肢全体のバランスが良くなり、膝関節の隙間も広がっており、階段を降りる時の膝の痛みも消失しました。
膝の痛みの治療はこの回で終了し、肩の痛みもあるということだったので、次回から肩の痛みの整体を行うことにしました。

階段を降りる時の膝の痛みの考察

膝の痛みは膝だけを治療しても改善することは少なく、骨盤、股関節、膝、足首の下肢全体を治療する必要があります。
膝は股関節と足首の間にある関節なので、整体の現場では特に股関節と足首の歪みが生じると膝に過剰な負荷がかかり、膝の痛みに繋がることを感じています。
今回の膝の痛みの症例も足首や股関節の歪みが膝の痛みに繋がっていたものでした。

膝の痛みについてはこちら

 

たけもと接骨院・整体院
〒636-0073
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院長 武本昌史(柔道整復師)

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