腰椎椎間板ヘルニア手術後の痛みの再発原因

症例121 奈良県北葛城郡王寺町在住 50代女性

 

腰椎椎間板ヘルニア手術後の痛みの再発の症状

当院ホームページをご覧になり来られた方です。
4か月前に腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けて痛みは治まっていたが1週間前から痛みが再発し、歩くのも困難で腰を曲げた状態で来院されました。
病院ではしばらく安静にしてくださいとの事でしたが、痛みが引かないため当院に来られたということでした。
腰が伸びず腰から下肢までの痛みが強く、歩くのも困難という状態でした。

腰椎椎間板ヘルニア手術後の痛みの再発の整体

「初回の整体」
骨盤の歪みに動きがなく固まった状態で、可動域が悪く、腰の曲げ伸ばしができない状態でした。
手術後も姿勢が悪い状態で、そこが改善されていなかったのが再発の一つの原因と推察されます。
1回目の施術は骨盤周りの筋肉(筋膜)の緊張を取り、骨盤の調整を集中して施術しました。
施術終了後は来院時よりも少し動きが良くなり、痛みも緩和していました。
患者様には姿勢、骨盤、筋膜、内臓疲労が原因で状態が悪くなっていることを説明し、時間はかかるが改善の可能性はあることを伝えました。
最後に生活指導とセルフ整体を教えて、この日の整体を終えました。
「二回目の整体」
前回の施術後は楽になったが、また痛みが元に戻ったという事でした。
前回と同じ施術に加えて内臓疲労調整と頭蓋骨矯正で脳脊髄液の流れの調整を行いこの日は終了しました。
「三回目の整体」
前回の施術後、少し楽になってきたがまだまだ歩くのは辛いという状態でした。
姿勢を良くしようと意識すると痛みが強くでるということでした。
「十回目の整体」
痛みは引いてきているが、まだ良い状態が2~3日しか持たない状態です。
「十五回目の整体」
以前よりも痛みが緩和しており、20分ぐらいは痛みなく歩けるところまで回復していました。
しかし、姿勢がまだ前傾姿勢のままで姿勢の改善が必要です。
「十六回目の整体」
1週間痛みは出ていない状態で、姿勢も良い状態でした。
「十七回目の整体」
2週間空けても痛みなく、姿勢も良い状態が続いています。
「十八回目の整体」
3週間空けての来院です。
痛みの再発はなく、この回で治療終了としました。
一旦、治療は終了ですがしばらくは定期的に身体のメンテナンスをすることをお勧めしました。

腰椎椎間板ヘルニア手術後の痛みの再発の考察

腰椎椎間板ヘルニアの手術後にしびれが残ったり痛みが再発し、施術を受けに来られる方は良く整体の現場では見られます。
その場合、ヘルニア以外の原因が考えられます。
当院の経験上、多くは筋膜の歪みや骨盤の歪みと固着から姿勢が崩れている状態になっています。
その原因を解決すると症状が快方に向かうことが多いです。

腰・下肢の痛みしびれについてはこちら

 

たけもと接骨院・整体院
〒636-0073
奈良県北葛城郡河合町広瀬台3丁目6−3 アルプス 1F
0745-31-5702

院長 武本昌史(柔道整復師)

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