立っている時の下肢の痛み坐骨神経痛の原因

症例86 奈良県宇陀市在住 50代男性

立っている時の下肢の痛み坐骨神経痛の症状

かなり久しぶりに来られた方です。
三日前から左下肢に坐骨神経痛の症状が出てきたということでした。
歩いてもじっと立っていても左のお尻から下肢に痛みとしびれが出る状態で、施術室に入って来られる時も下肢を引きずりながらの状態でした。
毎日、現場で歩き回ることが多くあるのできついと仰られていました。

立っている時の下肢の痛み坐骨神経痛の整体

「初回の整体」
初検時、左仙腸関節(骨盤)左股関節、左足首の歪みと機能障害を確認しました。
これらが問題で坐骨神経痛の症状を出していると推察しました。
施術は下肢の癒着している筋膜剥がしから行い、左仙腸関節(骨盤)左股関節の歪みを矯正しました。
その後、歩行してもらうと左のお尻から下肢の痛みとしびれが半減していたので、最後に足首の歪みを整え、生活上の注意点と自宅でできる整体を伝えこの日の整体を終えました。
「二回目の整体」
前回の施術後は楽になっていたが、現場で歩き回ることが多く、左のお尻から下肢の痛みとしびれが戻ってしまったということでした。
「三回目の整体」
施術後は変化するが数日すると症状が戻るということでした。
日常生活動作を詳しく聞くと、自宅であぐらをかいて過ごすことが多いと仰られたので、戻りの原因になっている可能性があることを伝え、あぐらを止めるよう伝えました。
「四回目の整体」
前回の施術後からあぐらを止めると、戻りが少なくなり歩きやすくなっているということでした。
ただ、左のお尻から下肢の痛みとしびれは緩和しているものの、残存しているので検査すると足首の歪みが強く残っていたので、そこを中心に整体をしました。
「五回目の整体」
坐骨神経痛が出てからは毎朝職場でしているラジオ体操を休んでいたが、最近は参加できるようになったということでした。
「六回目の整体」
坐骨神経痛の痛みとしびれの範囲が狭くなり、下腿部外側だけに残存する状態でした。
足首の歪みがまだ残っていたのでそこを中心に施術を行いました。
「九回目の整体」
坐骨神経痛の症状は完全に消失したので、1か月後に検査に来るように伝えました。
「十回目の整体」
1か月間坐骨神経痛の症状が再発しなかったので、これで治療を終了しました。

立っている時の下肢の痛み坐骨神経痛の考察

坐骨神経痛に限らず整体後に症状が緩和しても、原因が解決されていないとぶり返しや戻りはあります。
痛みは結果なので原因が解消されるまでは自己判断せずに、治療計画どおりに通院することが改善への早道です。

坐骨神経痛についてはこちら

 

たけもと接骨院・整体院
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