立っている時の腰痛の原因

症例85 奈良県桜井市在住 30代男性

立っている時の腰痛の症状

当院ホームページをご覧になり来られた方です。
昔から腰痛があるが、最近は立っているだけで腰が痛くなり、コンビニで立ち読みをしていても10分もすると腰が痛くなり出すということでした。
仕事が車の整備の関係でかなり無理な姿勢で毎日仕事をし、休みも少ないと仰られていました。

立っている時の腰痛の整体

「初回の整体」
立った姿勢を観察すると骨盤と肩の高さの左右差があり、身体の歪みが顕著でした。
次にベッドに寝てもらい足部を診ると足首も内側に倒れ歪みが強く、足部にも弾力性がなく、地面からのショックが足で吸収できない状態になっていました。
これが原因で腰にダイレクトに負荷がかかり、立っている時の腰痛を引き起こしていると推察しました。
施術は骨盤を整えた後に下腿から足部の筋膜や骨の調整を行いました。
最後に生活上の注意点と自宅でできる整体を伝えこの日の整体を終えました。
「二回目の整体」
前回の行った整体で数日は少し楽だったが、今は初回と同じような腰の痛みがあるということでした。
仕事の負荷が大きいので歪みの戻りが早いことを伝え、通院ペースを短くするよう伝えました。
「十回目の整体」
腰の痛みは出るが以前よりも、長く立っていられるようになっているということでした。
この頃になると足部の歪みと弾力性も改善しており、骨盤も歪みが少なくなっていました。
「十二回目の整体」
立っていても腰痛が出なくなり、コンビニの立ち読みも平気なっているということでした。
仕事での身体の負荷は毎日あるので、現在は良い状態を維持するために定期的に来院されています。

立っている時の腰痛の考察

私の経験上、立っている時の腰痛はほとんどの場合下肢のどこかに原因があります。
詳しくお話を聞くと、昔に足首や膝を傷めたことがあるという方は多いです。
一言に腰痛と言っても、生活習慣や既往歴により原因はさまざまです。
腰痛に限らず治療をする上で一番重要なのは原因を見つけることです。
原因を見つけることができれば、ほとんどの場合腰痛は改善されます。
治療を受けていても腰痛が長引く場合は原因を見つけることができていない可能性があります。
また、腰痛の原因を見つけることができても、仕事や家事や食生活等の身体への負荷が回復力を上回っていれば、改善に長期を要したり改善不可能の場合もあります。
病気や痛みは身体からの生活習慣を見直してくださいというサインです。
腰痛で困っている方は今一度ご自身の生活を見直すことも大切だと思います。

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たけもと接骨院・整体院
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