テニス肘と野球肘の原因

症例99 奈良県生駒郡斑鳩町在住 50代男性

テニス肘と野球肘の症状

当院クライアントのご紹介で来られた方です。
ゴルフのし過ぎで2か月前から両肘の痛みが出だし、整形外科を受診するもまったく改善せずに、困っていたところ知人から同じ肘の痛みが当院で治ったということを聞き、来院されたということでした。
毎週ゴルフ場のコースに行くのと、平日も練習場に熱心に通っているということでした。
日常生活動作でも肘の痛みがある状態でした。
もうすぐ、大事なゴルフコンペがあるので早く治したいというご希望がありました。

テニス肘と野球肘の整体

「初回の整体」
右肘は外側の痛みで左肘は内側の痛みでした。
この方はゴルフですがいわゆるテニス肘と野球肘の状態でした。
肘を曲げ伸ばしすると痛むのと、物を握る動作で肘が痛むということでした。
施術は上肢の筋膜剥がしと肩甲骨の歪みを整えてすべりを良くすることを行いました。
筋膜剥がしは指から手、前腕、上腕、肩と順番に丁寧に行いました。
施術後、確認すると肘の曲げ伸ばしが楽にできるようになったと仰られたので、1週間のゴルフの中止を伝えこの日の整体を終えました。
「二回目の整体」
前回の施術で肘の曲げ伸ばしの痛みは緩和したが、物を強く握る動作での肘の痛みは残存するということでした。
今回も前回で取り切れていない部位を中心に施術しました。
施術後は物を強く握る動作での肘の痛みが緩和しました。
「三回目の整体」
右肘の痛みはほぼ消失し、左肘の痛みが少し残存する状態でした。
「四回目の整体」
この回で左右の肘の痛は消失しましたので、これで治療を終了しました。

テニス肘と野球肘の考察

テニス肘や野球肘等の肘の痛みはスポーツだけではなく、労働や家事等でも良く起こります。
これまで、肘の痛みの方をたくさん診てきましたが、その原因は肩甲骨の固さや手、前腕、上腕、肩のどこかで筋膜の癒着があります。
筋膜の癒着箇所はこじらせている方ほどたくさんあります。
ただ、原因になっている筋膜の癒着を的確に見つけ出し、取り除くと肘の痛みはほとんどの場合治癒していきます。
病院ではテニス肘や野球肘等の肘の痛みの原因は骨にあると診断されることもありますが、当院はこれまでの経験上、原因は筋膜の癒着にあると考えています。

肘の痛みについてはこちら

 

たけもと接骨院・整体院
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