ジャンプで着地する時の膝の痛み(バスケットボール)

症例55 奈良県生駒郡斑鳩町在住 10代男性

ジャンプして着地する時の膝の痛み(バスケットボール)の症状

当院ホームページをご覧になり来られた方です。
症状はバスケットボールの練習中に、ジャンプして着地した時に膝の内側部の痛みが両側にあるとの事でした。
検査した結果、足首と股関節の動きに制限があり、股関節に関しては外旋していて歩き方もがに股歩きになっていました。
この部分が原因で膝に負担がかかっていると推察しました。

ジャンプして着地する時の膝の痛み(バスケットボール)の整体

「初回の整体」
初検時、しゃがむ動作をしてもらうとある角度から膝に痛みが出て完全にしゃがむことができない状態でした。
次に上向きで寝てもらい膝を曲げる動作でも膝に痛みを訴え、正座もできない状態でした。
初回は下肢全体の筋膜リリースを行った後、足首、膝、股関節の歪みと動きの調整し、再検査すると上向きで寝た状態で膝を曲げる動作としゃがむ動作での痛みが消失しました。
正座での膝の痛みは残存していましたが、初回は自宅でのセルフ体操と注意事項を伝え整体を終了しました。
「二回目の整体」
痛みはまだ少しあるがだいぶ楽になっているとの事で、前回と同じ施術をしました。股関節に関してはがに股の状態で、現在は症状は無いようですがいずれ、腰痛、股関節が出る可能性があると判断し、がに股を改善する体操を教えて、毎日家で行うよう伝えて2回目の整体は終了しました。
「三回目の整体」
ジャンプの時の痛みはほとんどないが、まだ走り回っていると少しズキズキするという状態でした。
膝と股関節の施術を継続し体操も取り入れて、施術後の痛みは無く3回目の整体を終了しました。
「四回目の整体」
前回よりも膝の痛みが緩和しており、この頃からがに股に変化があり、走り方も良くなって走りやすくなってきたということでした。
これまで1週間に一度の施術でしたが、次回は二週間後間に来院するよう伝えて終えました。
「五回目の整体」
膝の痛みは完全に消失しており、動きのチェックをしても問題なかったのでこの日で治療を終了しました。
走り方が変わったと言われたそうで、本人も楽に走れると実感しており喜んでいました。

ジャンプして着地する時の膝の痛み(バスケットボール)の考察

今回の症例は来院時は膝の痛みで来られましたが、がに股歩きなどで足首や膝などのバランスが崩れ、結果的に膝の痛みを誘発したと考えられます。
膝の痛みの原因のほとんどが股関節や足首に問題が生じ、膝に負荷がかかることが考えられます。

膝の痛みについてはこちら

 

たけもと接骨院・整体院
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奈良県北葛城郡河合町広瀬台3丁目6−3 アルプス 1F
0745-31-5702

院長 武本昌史(柔道整復師)

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