腰痛と足首の関係

症例43 奈良県奈良市在住 50代女性

腰痛と足首の関係の症状

ご紹介で来られた方です。
永年の腰痛があり、動作時の右腰部から右臀部の痛みを訴えられていました。
腰痛で来られたのですが、見た目がすごく虚弱な感じだったのでお聞きすると、更年期から来る不定愁訴もあり、常に体調が悪いとのことで、自宅の二階に上がる時の階段も辛い状態でした。
ここまでのカウンセリングで内臓や自律神経の治療も必要であると推察できました。

腰痛と足首の関係の整体

「初回の整体」
まず、下肢の筋膜リリースと骨盤、腰椎4番5番、股関節を調整し、自宅でのセルフケアを伝えて施術を終了しました。
この方の場合、内臓や自律神経の施術も必要でしたが、まず筋膜と骨の歪みを整えることを重視しました。

「二回目の整体」
特に変化なし。
前回と同じ筋膜、骨の施術を行いました。

「三回目の整体」
この回から筋膜、骨の施術に加えて胃、腸、子宮の調整と自律神経の調整を行いました。
その後も同じ施術を繰り返していくうちに、8割方腰痛が改善しました。

「十三回目の整体」
腰痛が二割程残存しているので原因を調べると、昔に右足首を骨折しているということだったので、右足首を検査するとかなり足首の歪みがありました。
重点的に足首を整える調整をし、動いてもらうと残り二割の腰の痛みが消失しました。

腰痛と足首の関係の考察

腰痛の原因である骨盤や背骨等の問題は解決された後も、腰痛が少し残る場合、足首の歪みが原因していることは臨床上よく見られます。
足首は建物に例えると基礎の部分になります。
基礎が崩れると上の建物も崩れてくるように、足首が歪むと上の骨盤や背骨も歪んできます。
腰痛で背骨や骨盤、股関節等を整えても、痛みが残存したり、すぐに歪みが戻ってしまう場合は足首の歪み(基礎)を調整する必要があるかもわかりません。

腰痛についてはこちら

 

たけもと接骨院・整体院
〒636-0073
奈良県北葛城郡河合町広瀬台3丁目6−3 アルプス 1F
0745-31-5702

院長 武本昌史(柔道整復師)

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