坐骨神経痛と足首の関係

症例44 奈良県天理市在住 40代男性

坐骨神経痛と足首の関係の症状

当院ホームページを見て来られた方です。
初めて来院された時は特に座ると左の臀部から下肢痛としびれが強く、座れない状態で立ったまま問診票の記入をされていました。
車を運転されて来られたのですが、座位姿勢での道中もかなり辛い状態だったらしく、当院に入られてもしばらくは顔をしかめた状態が続いていました。
坐骨神経痛で来られる方をこれまでたくさん診てきましたが、座ってると痛みとしびれが酷くなるのは坐骨神経痛の中でも重症の部類に入ります。
過去には座るのが辛く三日間も便座に座ることができなかったという方もおられました。

坐骨神経痛と足首の関係の整体

「初回の整体」
初検時、痛みしびれが強度で左下肢を引きずりながら施術室に入ってこられました。
座位姿勢をとるのも無理だったので、ベッドに横になってもらいながら問診を行いました。
病院での画像所見ではヘルニアや脊柱管狭窄症等の器質的な異常は認められないとのことでした。
まず、下肢の筋膜リリースを行い、骨盤と股関節の歪みを調整し、腰椎4番5番の歪みを調整しました。
その後、自宅での筋膜リリースを教えてこの日の整体を終えました。
「二回目の整体」
二回目の施術日に連絡があり、現在車で当院に向かっているが、あまりの痛みでこれ以上運転できないので引き返したいということでした。
この日は整体キャンセルになりました。
数日後、二回目の来院をされました。
この日はなんとか当院までたどり着けたという状態でした。
施術は前回同様に行いました。
「五回目の整体」
座位姿勢になると激痛状態は変わらず。
「六回目の整体」
座位姿勢での痛みとしびれが少し緩和してきた。
「八回目の整体」
この回から足首の施術を中心に行ったところかなり痛みに変化がありました。
「十回目の整体」
八回目から足首の歪みを整える調整を重点的に行ったところ、この回の施術終了後に座位姿勢での痛みとしびれが消失しました。

坐骨神経痛と足首の関係の考察

整体の現場では坐骨神経痛や腰痛の原因の多くは股関節や骨盤の歪みが関わっていることがありますが、それらは二次的なもので、足首が歪んだ結果重心バランスが崩れ、腰や下肢に負荷がかかり坐骨神経痛や腰痛を引き起こすことが考えられます。特に重度の場合は足首の施術が必要であることが、最近の整体現場の研究でわかってきたことです。
当院では坐骨神経痛や腰痛に対しては足首からの施術で良い結果を出しています。
現在、坐骨神経痛や腰痛で難渋している方は一度ご相談くださいませ。

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たけもと接骨院・整体院
〒636-0073
奈良県北葛城郡河合町広瀬台3丁目6−3 アルプス 1F
0745-31-5702

院長 武本昌史(柔道整復師)

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