腕を振る時の左肩の痛みの原因

症例101 奈良県生駒郡斑鳩町在住 80代男性

腕を振る時の左肩の痛みの症状

ご紹介で来られた方です。
ただ、紹介者は当院に来られた方ではなく、紹介者の又聞きで来られたという事でした。
一週間程前に農作業で腕を酷使することがあり、そこから左肩の痛みが出だし、病院に行ったが特に異常はないと言われたということでした。
歩行時に腕を振る時も肩が痛く、毎日続けていたラジオ体操も肩の痛みで中止している状態でした

腕を振る時の左肩の痛みの整体

「初回の整体」
初検時、左肩の挙上や左腕を振る動作でも痛みを訴えられていました。
施術は身体全体の捻じれがあったので、はじめに骨盤矯正で捻じれを整えてから、上肢の筋膜リリースと肩甲骨剥がしを行いました。
施術後、再検査すると左腕を振る動作の痛みは消失し、左肩の挙上時の痛みは残存していました。
自宅でできる自力整体と生活動作の注意点をお伝えし、この日の整体を終えました。
「二回目の整体」
前回の施術後に消失していた左腕を振る動作の痛みが再発していました。
前回と同じ施術を行いました。
「三回目の整体」
左腕を振る動作の痛みは消失しており、左肩の挙上時の痛みは残存している状態でした。
施術は筋膜の癒着部分を念入りに剥がした後、確認すると左肩の挙上時の痛みが緩和していました。
「四回目の整体」
左肩の挙上時の痛みが半減している状態でしたので、前回と同じく筋膜の癒着部分を念入りに剥がす施術を行いました。
中止していたラジオ体操は少しづつ再開しているということでした。
「六回目の整体」
左肩の挙上時の痛みも消失し、ラジオ体操もまったく問題なくできるようになりました。
現在は最近、股関節が動かしにくくなり靴下を履く動作が大変ということで通院を継続されています。

腕を振る時の左肩の痛みの考察

肩関節は自由度が高く複雑な構造をしている理由で、動作時の肩の痛みは改善に長期間かかることも稀ではありません。
この方の場合、傷めてから日が浅かったので、比較的短期間に肩の痛みが改善したものと思われます。
動作時の肩の痛みで困っている方はなるべく早い受診をおすすめします。

肩の痛みについてはこちら

 

たけもと接骨院・整体院
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