腰椎椎間板ヘルニアの座っている時のお尻の痛みの症例

症例134 奈良県北葛城郡王寺町在住 50代女性

腰椎椎間板ヘルニアで座っている時のお尻の痛みの症状

当院ホームページをご覧になり来られた方です。
介護の仕事をされていて、半年前から座っている時も仕事で動いている時も右のお尻から下肢に痛みとしびれが出だしたという状態でした。
整形外科でL4L5の腰椎椎間板ヘルニアと診断されて、神経ブロック注射を受けていたが変化が見られずに当院に来られたということでした。
仕事が介護職なので大変辛くて困っていると切実に訴えられていました。

腰椎椎間板ヘルニアで座っている時のお尻の痛みの整体

「整体1回目」
初検時、ラセーグテストという腰椎ヘルニアや座骨神経痛の徒手検査をすると顕著に兆候が現れていました。
この検査は上向きに寝て患側下肢を上に上げると痛みが誘発される反応が出るので、この検査を指標に改善の度合いを観ることにしました。
施術はまず殿部深層筋のトリガーポイントに対して超音波治療器を当て、筋肉を緩めていきました。その後、下肢全体の筋膜リリースを行い、L4L5の調整と骨盤矯正と足首矯正を行いました。
最後に日常生活の注意点とセルフ整体を説明しこの日の施術を終了しました。
「整体2回目」
前回同様に施術を行いました。
「整体4回目」
動作時の座骨神経痛が少し緩和してきたが、座位での痛みは変化なし。
「整体8回目」
座位での痛みは消失し、長く座れるようになったとのことでした。
ラセーグテストも痛みが誘発されなくなりましたが、仕事で身体を酷使すると歩行時に座骨神経痛が出てくる状態が残っていました。
「整体13回目」
座骨神経痛はほぼ消失し、現在はメンテナンスを受けに来られています。
ご本人は半信半疑で施術に来られていたみたいで、良くなったことが信じられないと仰っていました。
余程切実だったのでしょう。

腰椎椎間板ヘルニアで座っている時のお尻の痛みの考察

この方の場合介護職ということで身体を酷使する事が多く、骨盤や骨盤周辺の筋膜がかなり固まっていました。
これらを緩めると緩和するのではと推察し、骨盤や股関節周辺を中心に施術しました。
緩めるのに難渋しましたが、改善することができました。
推察した原因が改善可能なもので正しく的確に施術できれば、お尻や下肢の痛みしびれは改善することが多く観られます。

座骨神経痛についてはこちら

 

たけもと接骨院・整体院
〒636-0073
奈良県北葛城郡河合町広瀬台3丁目6−3 アルプス 1F
0745-31-5702

院長 武本昌史(柔道整復師)

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