肩こりと不眠と自律神経の関係

症例58 奈良県北葛城郡河合町在住 60代男性

肩こりと不眠と自律神経の症状

もともと当院には膝の痛みで来られたいた方です。
膝の痛みは治癒し月1で歪みチェックに来られていたのですが、お話の中で肩こりが以前からあるということをお聞きしました。
月に2回くらい肩こりでマッサージに行くこともあるらしく、揉んでもらった直後はいいのですが、すぐに肩こりがぶり返すということでした。
詳しくお話をお聞きすると不眠症があるということでしたので、自律神経の乱れからくる肩こりと推察し、自律神経を調整すると肩こりのぶり返しが少なくなる可能性を説明しました。
ご本人の希望で週1回の肩こり治療を始めました。

肩こりと不眠と自律神経の整体

「初回の整体」
施術はまず内臓の血流を良くし、身体の中の老廃物やコリが流れやすい状態にし、その後に頭蓋骨の歪みを整えて自律神経のバランスを整える施術を行いました。
「十回目の整体」
初回と同じ施術を繰り返すうちにこの頃には、肩こりのぶり返しが少なくなり、眠りも深くなり始めました
「十五回目の整体」
前回の施術から1か月後の施術でしたが、一度だけ肩こりが起こったが、次の日には肩こりは無くなったと仰られていました。
夜も眠れているとのことでしたので、自律神経のバランスが整い安定していると判断し、月に1回の歪みチェックと自律神経調整をおすすめし、施術を終了しました。

肩こりと不眠と自律神経の考察

何度もぶり返す慢性の肩こりはマッサージで筋肉や筋膜を緩めても根本的には解決しないことがほとんどです。
それは身体から老廃物やコリを流す力が低下してしまっている状態になっているからです。
本来、健康であれば寝ている間に身体から老廃物やコリを流せるのですが、健康レベルが下がると、残ってしまうのです。
その結果、マッサージをしても何度も肩こりがぶり返すことになります。
この症例の方の場合不眠もあり寝ている間に身体から老廃物やコリを流せない状態になっていましたので、不眠を解消することが肩こりを改善する第一条件でした。
当院の経験上、肩こりは内臓の血流を良くし、自律神経の乱れを整え、自力で身体から老廃物やコリを流せる状態にしてあげると、改善することが多いことがわかっています。

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たけもと接骨院・整体院
〒636-0073
奈良県北葛城郡河合町広瀬台3丁目6−3 アルプス 1F
0745-31-5702

院長 武本昌史(柔道整復師)

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