腰椎椎間板ヘルニアからの座骨神経痛の症例

症例155 奈良県生駒郡斑鳩町在住 20代男性

腰椎椎間板ヘルニアからの座骨神経痛の症状

当院に来られているお母様の紹介で来られました。
仕事で体に負荷をかける事が多く左臀部から足先までの痺れが強く立っているのが辛いという状態でした。
病院でヘルニアの診断を受け手術を勧められたが、以前にも手術した事があり同じ箇所なのでなるべく手術はしたくないという希望がありました。

腰椎椎間板ヘルニアからの座骨神経痛の整体

「整体1回目」
初検時、腰部の筋肉の張りがあり椎間板を圧迫してる可能性があると推察されました。
臀部の筋緊張も見られ、筋緊張による腰椎の神経根圧迫と坐骨神経圧迫による痺れと考えました。
腰椎椎間板ヘルニアの多くは痛みを伴い可動域制限と痺れがでる症状ですが、本人は痺れを一番強く感じており、可動域の制限もある痛みはあまり感じていない様子で痛みが麻痺してるように見えました。
施術は下肢から腰部の筋膜リリースと骨盤矯正を行ない、その後に体液循環を良くし回復を早めるために内臓と頭蓋骨の調整を行いました。
施術終了時に自宅でできるセルフ整体を指導しました。
「整体2回目」
前回の施術から動きやすくなったということでした。
痺れは変化なしでした。
前回と同じ施術を行った後に腰椎と坐骨神経圧迫が強いので変化するまで時間がかかると伝えてこの日は終了しました。
「整体2回目~整体7回目」
徐々に筋緊張も緩和してきて坐骨神経の圧迫も緩和してきました。
「整体10回目」
痺れはほとんど消失しました。
まだ可動域制限が残存しています。
現在は仕事での負荷があるので定期的に調整に来られています。

腰椎椎間板ヘルニアからの座骨神経痛の考察

今回の方は20代で椎間板ヘルニアの手術歴があり、かなりの重症でしたが本人が辛抱強く来院してくれたので手術を回避できました。
ヘルニアがある場合でも改善は可能ですが再発を防ぐためには痛みがなくなつたら終わりではなくその後のケアが重要です。
改善後も1か月から2か月に一度のケアをお勧めします。

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たけもと接骨院・整体院
〒636-0073
奈良県北葛城郡河合町広瀬台3丁目6−3 アルプス 1F
0745-31-5702

院長 武本昌史(柔道整復師)

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