歩けない腰のヘルニアの痛みとしびれの原因

症例109 奈良県生駒郡安堵町在住 70代男性

歩けない腰のヘルニアの痛みとしびれの症状

当院ホームページをご覧になり来られた方です。
1か月前から左下肢の痛みとしびれが酷く、病院で腰の椎間板ヘルニアの診断を受けてブロック注射等治療を受けていたが、緩和せず手術をすすめられたので当院に来られたということでした。
この方の娘さんが当院のホームページを見つけ、娘さんが予約の電話をかけて来られました。
電話で当日診てほしいというご希望でしたが、あいにく当日は予約は一杯で後日の受診をお願いしたのですが、お話を聞いていると切実は状態が伝わってきたので、当日時間外に予約を取らせてもらいました。
来院された時は家族総出でご本人を連れてこられ、介助される状態でした。
電話での切実さが理解できました。
お話をお聞きすると左下肢の痛みが常にあり、お風呂も介助してもらえない入れないという状態でした。
病院では手術も選択肢として言われたのですが、ご本人は手術は避けたいという希望がありました。

歩けない腰のヘルニアの痛みとしびれの整体

「初回の整体」
家族に介助されて施術室に入って来られ、ズボンを脱いだりサポーターを外したりするのも、家族の方が介助する状態でした。
ベッドに仰向けになってもらい施術を始めると、すぐに痛みで悶絶する状態になったので、痛みが緩和する横向きの姿勢で施術を行いました。
横向き以外の姿勢はすぐに強い痛みが出るので、この日は横向きで臀部の筋膜リリースと骨盤矯正を行いました。
施術後、痛みの変化がすぐにあったわけではありませんが、しっかり痛みの原因を説明し良くなる可能性が高いことをお伝えすると、ご本人もご家族も安心されたようでした。
「三回目の整体」
杖を持ちながら辛そうに施術室に入って来られる状態でした。
痛み止めを倍飲むと少し痛みが緩和されるということでした。
当院のトイレに行くのもご家族の介助が必要でした。
「四回目の整体」
歩くのが少し楽になったが、痛み止めは飲んでいるということでした。
施術も横向き以外の姿勢で行う事ができるようになりました。
「六回目の整体」
かなり歩くのも楽になり、痛み止めも飲まなくなり、お風呂も介助なしに一人入れるようになったということで、ご本人やご家族も笑声が出るようになってきました。
「十回目の整体」
杖も必要なくなり、施術室で着替える時の家族の介助も必要なくなりました。
「十二回目の整体」
今まで娘さんが車を運転し奥様と娘さんが連れて来られていたのですが、車も運転できるようになり。一人で来院されました。
「十五回目の整体」
左下肢の痛みは消失し腰のヘルニアの治療は終了となりました。
ご本人は旅行に行きたいという希望があり、昔から持っている膝の不調もこの際、徹底的に改善したいということで、現在は膝の施術で来られています。

歩けない腰のヘルニアの痛みとしびれの考察

当院に腰のヘルニアで来院される方は大勢おられます。
そのほとんどが今回のように筋膜や骨盤の施術で改善するのが実状です。
下肢痛はこの方のように激烈は痛みを出すこともめずらしくないので、病院から手術を勧められると痛みに耐えられずに手術を選択する方は多いです。
しかし、ヘルニアの手術後も完治しない方は多くおられると想像できます。
臀部痛や下肢痛はヘルニアだけでなく、筋膜の癒着や骨盤の固着が原因していることがほとんどだからです。
手術を勧められたが手術は避けたいと考えておられるなら、ご相談くださいませ。

腰下肢の痛みについてはこちら

 

たけもと接骨院・整体院
〒636-0073 奈良県北葛城郡河合町広瀬台3丁目6−3 アルプス 1F
0745-31-5702 

院長 武本昌史(柔道整復師)

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