腰痛と坐骨神経痛と足首捻挫の関係

症例32 奈良県橿原市在住 60代男性

腰痛と坐骨神経痛の症状

二か月前に腰から右下肢の痛みとしびれが出てきだし、病院で薬とシップで治療していたが一向に改善せず当院のホームページをご覧になり来られました。
歩くと下肢の痛みとしびれが強くなり、両方のお尻がカチカチに固まってくるという訴えでした。
また、右下腿部の筋力低下もあり、つま先立ちが困難とのことでした。

腰痛と坐骨神経痛の整体

「初回の整体」
初検時、姿勢観察をすると右の肩がかなり下がっており、右の骨盤も下がっている状態でした。
股関節も外側に捻じれ骨盤内に突っ込んでる状態でしたので、まず骨盤と股関節の調整から行い、次に腰椎4番5番の調整と下肢の筋膜リリースを行い、検査すると下肢のしびれが少し緩和したとのことでした。
自分でできる筋膜リリースを伝えてこの回の整体を終えました。
「二回目の整体」
下肢の痛みとしびれが少し緩和してたので、前回同様の調整を行いました。
「三回目~八回目の整体」
下肢の痛みとしびれは消失。
左右臀部の固まった感じと右下腿部の筋力低下は改善しているが残存。
「九回目の整体」
右足首の歪みと固さが気になりご本人に聞いてみたところ、過去に何回も右足首を捻挫をしているとのことでした。
この回は下腿の筋膜リリースと右足首の調整を重点的に行い、検査すると臀部の固さと右下腿部の筋力低下がさらに改善しました。
「十二回目の整体」
下腿の筋膜リリースと右足首の調整を続けているうちに症状はほぼ消失し治療を終了しました。
また、良い状態を維持するのに月に1回の歪みチェックに来ることをおすすめしました。

腰痛と坐骨神経痛の考察

この方の腰痛と坐骨神経痛の原因ですが、過去の捻挫が原因で足首のアライメントが崩れ、その結果他に歪が生じ、腰痛や坐骨神経痛が出ていたと考えられます。
整体の現場では過去の怪我が原因で、他の部位に負荷がかかり痛みやしびれが出ることはよく見られることです。その原因を問診で見つけることが要であり、良い結果に繋がるかのポイントであると思います。
当院では治療は技術ではなく原因を見つけることが最も重要であると考えています。

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たけもと接骨院・整体院
〒636-0073
奈良県北葛城郡河合町広瀬台3丁目6−3 アルプス 1F
0745-31-5702

院長 武本昌史(柔道整復師)

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