坐骨神経痛と骨盤と尿失禁(尿もれ)の関係

症例13 奈良県奈良市在住 60代女性

坐骨神経痛の症状

当院に来られているクライアント様からのご紹介のお母様です。二年前から坐骨神経痛を発症し、趣味の卓球をした後と上向きで寝ていると左でん部から付け根、大腿部にかけて強い痛みが出るとのことでした。

坐骨神経痛の施術

初検時、骨盤の歪みと左股関節の可動制限が診られました。
左骨盤の位置異常と左股関節が骨盤の中に突っ込んでしまい、動きの制限が起き、臀部の筋膜を緊張させた結果、坐骨神経痛を引き起こしていることが推察できたので、その辺りを中心に施術を行いました。
まず最初に施術ベッドに上向きで寝てもらい、検査をしていると痛みを訴えられたので、座位での施術から始めました。
座位姿勢では仙骨の歪みを整え、次に左の仙腸関節(骨盤)、腰椎5番と腰椎4番を整えた後、側臥位(横向き)の施術に切り替え、さらに左の仙腸関節(骨盤)、左股関節を施術し、次にうつ伏せで骨盤を施術しました。
その後、上向きで寝てもらい、仙骨と腰椎5番と腰椎4番、左股関節を施術し、再度検査を行いました。
上向きで寝ている時の痛みは改善されていたのでここで初回は施術を終了しました。
その後も同じように施術を行い施術3回目で痛みがほぼ消失しました。また、通院しだしてから患っていた過活動膀胱が原因での尿もれが無くなったと仰られました。

坐骨神経痛の考察

通常、坐骨神経痛は改善までに期間が長くかかる症状であるがこの方の場合、原因が坐骨神経痛の典型例であったことが短期の改善に繋がったと考えられます。
また、過活動膀胱からの尿もれについては、骨盤と股関節を調整した結果、機能障害を起こしていた骨盤底筋が正常に働き出したと考えられます。実はこの前日にも男性の別の方ですが股関節痛で来られていて、改善していくうちに、最近尿もれが無くなったと仰られていました。
このお二人に共通するところは病院では骨盤底筋を鍛えるよう指導されたが、改善せず年だから諦めていたというところでした。疼痛治療に来られたのですが、思わぬ副産物があり、お二人とも喜んでおられました。
骨盤底筋の機能障害は神経伝達障害による筋出力の低下によるものの場合、改善は困難だと考えられますが、今回のように骨盤底筋の過緊張による筋出力の低下の場合は整体で改善できるケースもあると考えられます。
また、機能障害を起こし、筋出力が低下している、筋膜や筋肉については鍛えたところで改善する可能性は低いと考えられ
鍛えるよりも機能障害を取り除くことが、優先されると考えられます。
これは、骨盤底筋に限らず腰痛等の痛みを引き起こしている、筋や筋膜にも共通するところです。

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